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    蛍光灯間引き効果なし!間違いだらけのこんな節電

    夏の間、テレビで「節電の夏」のネタが尽きることはなさそうだが、本日は「逆効果!? 意味ない節電」がスタジオで公表された。

    サマータイムや打ち水という、ある程度メディア流通している情報に続いて、俎上に載ったのが「蛍光灯の間引き」。「コレ、節電になりそうですけど」(赤江珠緒)、「間引きしているオフィスやお店、ありますよね」(羽鳥慎一)と、番組出演者から驚きをもって迎えられた。

    外しても通電状態
    なんでも、大元のスイッチが入った状態では、器具のところまでは電気が来ていて、間引きしたところも通電状態であるんであり、「消費電力はゼロにならない」そうな。番組は蛍光灯メーカーにそう聞いたそうだ。

    「じゃあ、点けてるのと一緒ってことですか?」と羽鳥。「ある程度、そういうことになってくる」と進行係の大西洋平アナ。

    「消費電力がゼロにならない」のはなんとなくわかるとして、間引きしても点灯時と変わらない≒節電効果なしとは、どうもにわかに信じがたいところ。ところで、間引きの節電効果については、ネット上などでもケースバイケースで諸説あり、間引きすると、むしろ電力消費が増えることがあるとの説まであった。

    J-CASTニュース モーニングバード! 2011/7/ 4 11:28

    ///////////////////////////////////////////



    これは、一言で言えば、点灯方式による違いだ。
    だから単純に間引きすればいいとは言えない。


    蛍光灯は放電によって発光する仕組みで、点灯するためには電極に予熱電流を流して高温にして電子を放出させて点灯する。そのため、電極間に高電圧をかける必要がある。予熱電流の調整をしているのが安定器。そのため、消灯時でも予熱しているため、電力を消費している。つまり、2本のうちの1本を外しても2分の1の消費電力にはならない。
    これと違い、白熱電球は電球を外せば通電しなくなるため、そのまま節電になる。スイッチをオフにしたことと同じになる。

    (蛍光灯1)
    電流→安定器A→点灯管-→電極A→蛍光管1→電極B-→安定器A→電流
               ↓→電極C→蛍光管2→電極D→↑

    (蛍光灯2)
    電流→安定器A-→電極A→蛍光管1→電極B-→安定器A→電流
           ↓→電極C→蛍光管2→電極D→↑

    (白熱電灯)
    電流-→電球1-→電流
      ↓→電球2→↑



    蛍光灯は3種類の点灯方式
    1.スターター形
    グロースタータという点灯管を用いて点灯させる方式。点灯管(グロー管)と蛍光灯の組み合わせで点灯していて、蛍光灯はFLやFCLなどのグロー専用ランプを使用し、グロー型とも言われる。安定器は小さく、予熱電力は少ない。点灯制御はオン/オフしかない。

    2.ラピッドスタート形
    グローランプ不要で、即時に点灯する方式。しかし、グロー式よりも安定器は大きく重い。安定器が電極の予熱と、点灯のための高電圧を発生し、FLR蛍光灯を使用して即時点灯するようにしたもの。インバーター式が主流になる前は、かなり一般に普及していたが、現在では省エネなインバーター式が主流。予熱をどの機器が行うかで方式はもっと分かれる。点灯制御はオン/オフ方式が多いが、電力量による調光可能なものもある。

    3.インバーター形
    電子安定器(インバーター)により交流電源を直流に変え、さらに20~50kHzの高周波に変換してランプを点灯させる方式。高周波点灯によりランプ効率がアップする。最近では調光可能な蛍光灯を使用する事で省エネ化できたりする。蛍光灯はHF専用ランプのFHFを使用する。また、ランプフリー器具もあり、この場合、グロー式、ラピッド式、HFを問わず蛍光灯を使用する事が出来る。


    この3つの点灯方式で、間引き節電の効果が出る違いは、消灯時の安定器に送る電力の違いによる。


    1.スターター形
    点灯管を外せば予熱されななくなり、そのまま節電になるが、2本の1本だけ点灯する場合、蛍光管を1本外しても予熱は2本分行われる。そのため、2本点灯時よりも少なくなるが、2分の1にはならない。

    2.ラピッドスタート形
    明確には言えないが、点灯時よりも予熱電力が高いものもあり、2本を1本にすることで絶えず予熱電力状態になり、消費電力が上がる場合がある。また、2本とも通電しないと点灯しない機器もある。

    3.インバーター形
    電子回路制御で予熱するが、蛍光管を1本取っても2本分の予熱電力を消費する。しかし(グロー)点灯管よりは省電力。蛍光灯を外すよりも調光機能を使った方が電子安定器の省電力化になる。また、2本とも通電しないと点灯しない機器もある。


    ここまで解説しておきながら、「じゃあ、間引き節電の効果はどうなんだ?」と言われると、一概には言えないという結果になる。家庭用照明ならまだしも、商業ビルにおいては、コンサルタントに効果の度合いを確認し、結果的な消費電力の確認から判断するしかない。しかし空調機器やIT関連機器の発熱もあり、間引きがどれだけ効果があるかは分からない事も多い。


    新たな資金投資せずに節電する方法として、間引き点灯が行われているが、逆に消費電力が上がる事があるということを知った上で、節電効果がある方法を策定しなければならない。


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    蛍光灯の間引き

    パナソニックのHPで
    照明器具の正しい使い方が掲載されていて
    下記の1320頁に間引きの効果のあるものないものが
    掲載されていますね
    http://denko.panasonic.biz/Ebox/catalog/pdf/1302-1382.pdf

    Re: 蛍光灯の間引き

    詳細な情報ありがとうございます。
    方式の違いを理解すれば、パナソニック製品に限らず、判断はできるかもしれないです。

    蛍光灯の間引き効果や正しい判断は一般人には難しいですね。
    一般家庭で間引きをする人はいないと思いますが、
    会社の蛍光灯の種類を総務課が知っているとは思えないので、お勉強して頂くしかないでしょう。




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