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    「荒茶」の放射線量検査をすることにした:静岡

    6月3日、静岡の川勝県知事は、二番茶の「荒茶」については放射線量検査を行うと発表した。

    二番茶とは、その年の2番目の新芽を摘み取って製茶したものを指す。一番茶は1番目の新芽を摘み取って製茶したもので、新茶と呼ばれる。新茶はすでに製茶されて「新茶」と表示されて店頭に並んでいる。

    現在でも一番茶を収穫している地域があるが、一番茶から検査しろよ!


    なぜ、荒茶の放射線量検査が必要なのか?
    県知事の言い訳は政府の発表は信用できないから無視、と先日言ったのはアホなので検証しないとして、湯で抽出した緑茶は検出された値の10分の1になると主張した。これは荒茶の安全性の説明になっていない。
    農水省は荒茶では販売されていないから不要とした。
    厚労省は農水省の主張に対し、荒茶として出荷した後、どのように流通するか分からないとし、消費者が茶葉を口にすることがあるため、検査は必要とした。
    荒茶の扱いが各者それぞれに違っている。
    製茶の工程と、それぞれの段階での利用を見てみると、必要である事が分かる。



    <茶畑から製茶になる工程>
    (生産農家)
    収穫した生葉

    (製茶工場)
    1.蒸し       :蒸気で蒸して茶葉に含まれる酸化酵素の活性を止める(殺青)
    2.冷却       :茶葉表面の水分を取り除きながら冷やす
    3.葉打ち      :葉振いして水分を蒸発させる
    4.粗揉(そじゅう)  :強く揉みながら熱風で乾かす
    5.揉捻(じゅうねん) :力を加えて水分の均一化しながら揉む
    6.中揉(ちゅうじゅう):揉みながら再び熱風で乾かす
    7.精揉(せいじゅう) :熱と力を加え形を整えながら乾かす
    8.乾燥       :茶を十分乾かす

    荒茶

    (仕上茶工場)※複数の荒茶をブレンド
    1.選別     :ふるい分け切断して、茶葉のサイズを揃える
    2.乾燥(火入れ) :乾燥させる
    3.合組(ごうぐみ):製品の調整・他の産地の茶葉との配合と均一化させる
    4.包装     :計量・包装

    製茶


    加工段階で、「生茶」「荒茶」「製茶」の3つが製造される。

    ここでの問題は、それぞれの出荷物が受け入れ側にとっては製品である事だ。
    政府は流通する製品が基準値を超えてはならないとしているため、製茶工場から仕上茶工場への移動は禁止されることになる。
    製茶工場や仕上茶工場は、大規模な施設や緑茶飲料メーカーでは、同一敷地内で流れ工程として行っているところもある。
    また、小規模ながら荒茶の工程を行っている生産農家もあり、各工程を省略していることもあるが、大掛かりな機械が無くても荒茶にすることができる。そして、「荒茶」として小売している。



    次に、販売だ。
    「生茶」は、ほとんどが消費者向けに販売される。

    「荒茶」は、生産農家の一部から消費者向けに販売される。加工して「ふりかけ」や「抹茶」としても販売される。飲料メーカーや緑茶加工製品を製造するメーカーは荒茶を仕入れて製造する。

    「製茶」は、ほとんどが消費者向けに販売される。


    「荒茶」は消費者に販売されている。それを農水省は知らないのか?だとしたら職務怠慢だ。一部の生産農家が販売しているかもしれない、と言い訳するのなら、なおさら販売をやめさせなければいけないはずだ。
    また、荒茶を加工して茶葉を食べる製品もあるため、濃縮した放射性物質を食べてしまうことにもなる。



    次は、利用方法。
    「生茶」は飲用として販売される。生茶を別の製品にするには、何らかの加工が必要になるため、飲用として販売される。飲用した茶がらを食べることもある。

    「荒茶」は大半が製茶工程へ流通する。飲料メーカーは緑茶成分の抽出効率を上げる加工をして抽出し、飲料製品化する。抹茶は荒茶を粉末化して製造する。つまり、お茶を使用した食品や工業製品は、全て荒茶から作られている。
    荒茶製造できる生産農家は一部を小売したり、自分たちが日常飲用する。飲用した茶がらを食べることもある。

    「製茶」は飲用として販売される。飲食店で緑茶を使用したメニューを出すこともある。飲用した茶がらを食べることもある。


    川勝県知事が、抽出した緑茶は検出された値の10分の1になると主張したが、茶がらの放射性物質の値はどれくらいなのかを検査しなければ、安全だと主張できない。
    しかも、静岡県茶商工業協同組合は、茶の利用方法として、茶葉を食べるレシピをサイトに載せている。
    しかも湯で抽出した茶がらでなく、製茶をそのまま利用するメニューまである。そのまま食うレシピだ。


    これらのことから、
    消費者が荒茶を購入しないというのは嘘である。
    荒茶を加工した製品による内部被曝の危険がある。
    (製茶であっても)茶葉を食べることによる内部被曝の危険がある。
    と言える。

    県民360万人の生活が掛かっているなどと言うのなら、1億人の日本人を危険にさらす責任はどうするんだ?
    静岡県知事は補償してくれるのか?できないだろうが。



    生茶・荒茶・製茶の全てに検査を必要とする厚労省の判断は、正しい。


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