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    認可外保育は死亡事故20倍、事実上罰則なし 乳児うつぶせ死

    元園長らを不起訴処分 山形のうつぶせ女児死亡事故

    山形県天童市の認可外保育施設で平成19年11月、生後4カ月の女児が死亡した事故で、山形地検は31日、女児をうつぶせに寝かせて放置し死亡させたとして、業務上過失致死容疑で書類送検された元園長の女性(72)と元従業員で保育士の女性2人を、いずれも嫌疑不十分で不起訴処分にした。

     地検は不起訴の理由を「死因がうつぶせに寝かせたことによる窒息と特定できなかった」と説明した。

    MSN産経ニュース 2011.3.31 16:20

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    職員無資格「同じ被害防ぐ」自責の念の母、提訴へ 乳児うつぶせ死

    「息子のためにも、大阪市と施設の責任を明らかにしたい」。認可外保育施設「ラッコランド京橋園」で死亡した生後4カ月の棚橋幸誠(こうせい)ちゃんの母親、恵美さん(23)は、提訴に向けた心境をこう語った。事故当時、施設職員に保育士などの資格がなかったことを後で知った。きちんと確かめなかった自分を責めながら、二度と同じ被害者を生まない-との決意で訴訟に臨む。

     平成21年7月、恵美さんは夫の勇太さん(23)との間に待望の長男が生まれ、幸福の絶頂にいた。「幸せで誠実な人に育ってほしい」。そんな願いを込めて幸誠と名付けた。

     結婚記念日は12月25日。長男の誕生も合わせて結婚3周年のクリスマスを盛大に祝いたい。そんなささやかな望みをかなえるため、1カ月だけ長女(4)と幸誠ちゃんを保育所に預け、パートに出ることにした。

     認可保育所が抽選で外れたため、大阪市都島区の勤務先近くで認可外施設を探し、保育料が2人で1カ月約8万円と格安だったラッコランド京橋園に決めた。

     11月9日、幸誠ちゃんを初めて預ける際、「うつぶせになると、まだ自分では起きられない。窒息しないように気を付けてほしい」と園側に伝えた。そのわずか1週間後に事故は起きた。

     同17日午後2時ごろ、病室に駆けつけたときには、幸誠ちゃんはすでに冷たくなっていた。泣き崩れ、自分を責めた。「ごめんね、ごめんね…。預けたママが殺したのと一緒やな」

     家族4人で楽しく迎えるはずだったクリスマス。幸せを実感させてくれた幸誠ちゃんの無邪気な笑顔の遺影に、小さく切り分けたケーキとプレゼントのミニカーをそっと供えた。

     幸誠ちゃんがうつぶせ寝状態で、職員2人が無資格だったことを知ったのはしばらく後だった。

     「認可外でも保育所。職員が無資格なんて想像もしていなかった」。改めて怒りや自責の念が募る一方、他の母親も資格の有無を確かめずに預けているのでは-との危惧も頭をかすめ、提訴を決意した。

     裁判では、市の不作為責任を強く訴えるという。

     「市と施設に責任を認めて謝罪してほしいだけ。幸誠が生き返るなら、逆にいくらでもお金を払いたい。でも、私はこれぐらいしか幸誠にしてあげられないから…」

     恵美さんはそう言って遺影を抱きしめた。

    MSN産経ニュース 2011.5.17 14:01

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    認可外保育施設で乳児うつぶせ死、行政を提訴へ 両親「大阪市にも監督責任」

    大阪市都島区の認可外保育施設「ラッコランド京橋園」(閉鎖)で平成21年、生後4カ月の長男がうつぶせ寝のまま窒息死したのは「施設職員が注意義務を怠ったのが原因で、大阪市にも指導監督責任があった」として、両親が来週にも、市と運営会社の元実質経営者ら数人に計約6千万円の損害賠償を求める訴えを大阪地裁に起こす。市は死亡の約2カ月前、施設に立ち入り調査をしており、原告側は施設の閉鎖などを命じていれば事故は防げたと主張している。認可外施設で起きたうつぶせ寝による死亡事故をめぐり、行政側が訴えられるのは異例。

    系列で死亡事故、市が改善勧告

     提訴するのは、亡くなった長男、幸誠(こうせい)ちゃんの両親の棚橋勇太さん(23)と妻の恵美さん(23)=大阪市旭区。提訴に合わせ、元実質経営者らを業務上過失致死罪で大阪府警に刑事告訴する方針。

     両親によると、同園に幸誠ちゃんを預けたのは21年11月17日午前8時半ごろ。幸誠ちゃんは保育部屋の床に寝かせられた後、同11時50分ごろ、泣き声に気付いた男性職員が隣の部屋のベッドに寝かせた。約1時間後、幸誠ちゃんがうつぶせ寝のまま鼻血を出しているのに女性職員が気付き、病院に搬送したが、午後2時10分過ぎに死亡が確認された。死因は窒息だった。

     厚生労働省が児童福祉法に基づき定めた認可外保育施設指導監督基準では、保育従事者の3分の1以上(2人の場合はうち1人)は保育士か看護師の資格が必要と規定。都道府県や政令市などは、違反事業者に改善勧告のほか、事業停止や施設の閉鎖命令などの措置を取ることができる。

     市によると、同園には全職員7人のうち保育士の資格者が1人しかいなかった。事故当時は不在だったため、無資格の職員2人が園児17人を保育していた。

     14年6月には系列の「ラッコランド十三園」(淀川区)でも同様の死亡事故が発生。15年に開設された京橋園に対し、市は毎年9月に立ち入り調査を行い、少なくとも19~21年の3年連続で保育士不足などを指摘し改善勧告をした。両園は22年3月末までに自主的に閉鎖した。

     原告側代理人の斎藤ともよ弁護士(大阪弁護士会)は「うつぶせ寝を放置した施設側の責任は大きい。市も危険を予見できたのに、適切に権限を行使しなかった」と指摘。一方、元実質経営者は「10分おきに見回りをしていた。放置してはいない」、 市は「調査後、改善に向けて指導しており、施設側からも『有資格者を募集中で早急に採用する予定』との報告を受けていた。結果的に死亡事故につながったが、予測はできなかった」としている。

    MSN産経ニュース 2011.5.17 14:00

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    認可外保育は死亡事故20倍、事実上罰則なし 乳児うつぶせ死

    厚生労働省の指導監督基準に基づき、事業者が自由に設置できる認可外保育施設は、行政側が計画的に設置する認可保育所と比べて行政チェックの目が届きにくく、うつぶせ寝などによる子供の死亡事故が多発している。専門家は「行政によるペナルティーを厳しくする必要がある」と指摘している。

     保育施設で死亡した子供の遺族らでつくる「赤ちゃんの急死を考える会」(横浜市)の調査によると、昭和36年度~平成20年度に保育施設で発生した死亡事故240件のうち、認可外での事故が約85%を占めた。16~21年の厚労省調査を基に同会が算定した死亡事故発生率は、認可外が認可に比べて約20倍高かった。

     同会の小山義夫副会長は「厚労省基準を満たしていなくても実際にはほとんど罰せられない」と指摘。今回のケースでも事業停止や閉鎖などの措置が取られなかったが、行政側は「利用者の生活に直接影響が及ぶため、実効的措置を取りにくい」(大阪市子育て支援部)と実情を明かす。

     認可外施設は認可保育所に入れない待機児童の「受け皿」になっており、同様の事故の増加を危惧する声も強い。大宮勇雄・福島大教授(保育・幼児教育)は「国は認可保育所を増やす一方、基準に違反している認可外施設に対する行政権限をもっと厳格化する必要がある」としている。

    MSN産経ニュース 2011.5.17 14:02

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    「認可外保育は死亡事故20倍」という数値は確かに異常。
    認可外ではあるが、生後3ヶ月以上の乳児を受け入れる施設。「おお便利だ。」と預けることができる施設。
    でも、生まれたばかりの乳児は、目を離してはいけないという事を忘れているかもしれない。
    なにより、親は一番かわいい時期を見失っているかもしれない。


    ひと昔では、乳児を預けられる施設もなかった。仕事をしたくても育児に専念せざるを得なかった。
    もうひと昔では、女性は家庭に入ってからは専業主婦になるのが普通だった。

    うちは貧乏だったけど、4番目が幼稚園に通う前まではかーちゃんは専業主婦だった。

    稼ぎが悪い親父にかーちゃんは文句を言って「だったらお前が働け!」と親父は怒鳴った。
    親父は正社員でまっとうに仕事をしていたが、家計では苦しかった。4人も子供がいたから。
    親父は女遊びはしないし、パチンコ競馬もしない。家に帰って酒を飲むけど、暴れる訳ではない。
    ましてや、飲んで帰ってくることもなかった。
    「ポテトチップス」を1回で全部食べてしまうのがもったいなくて、3日に分けて、しかもグラム単位で計って、兄弟で分けあった。
    でも、兄弟の中で「うちは貧乏だからね」と言って、分けあったり、親を助ける気持ちを持った。
    「お姉ちゃん、これ食べていいよ」「ううん、食べな」と言って、兄弟・姉妹の中で相手を思いやる気持ちを培った。
    だから、貧乏だったけど、それが自分にとって、マイナスだと全く思っていない。
    むしろ、相手を思いやる気持ちを育てる事だと思っている。


    収入が低いからかーちゃんが働きに出るのって、安直なのではないか?
    生後1年にも満たずに託児所に預けて仕事をするほど、今の生活では暮らせない程の緊迫する貧乏なのか?


    「子供は親の背中を見て育つ」というが、より良い生活のためにしていることは、子供にとって、あまりピンと来ない。なんか、不埒な感じは分かってしまうものだ。
    子供には『うちは貧乏なんだ』と分からせていいと思う。
    ポテチ1個買うのも大変なんだと分からせていい。子供は食べたいと泣き叫ぶが、ひっぱたいて「御飯が食えなくなってもいいのか!」と怒鳴ったっていい。
    だって、子供はその場での感情で叫んでいるだけだし、明確に言われなければ、貧乏だってことが分からない。
    でも、子供は言われた言葉を後になっても言葉の意味を何度も考えている。どうして買ってくれなかったの?どうしてあの時怒鳴ったんだろう?貧乏ってどういう事なんだろう?と。
    子供は親の言った言葉を一生懸命に受け止めて理解しようとする。その場で反発したとしても、言われた言葉はいつまでも憶えている。なんで親はそんな事をいったのだろう?ずっと真剣に考えてる。
    それが、人格形成につながる。


    子供って、産まれてから4歳位までが一番かわいいんではないか?と思う。
    どんな状況であれ、母親は肌身離さずそばに置いておく事が、今後の叱る時の重みを持つと思う。
    つまり、子供との接点が薄くなるほど、言う事を聞かなくなるということだ。
    子供は叱られても、「他人に預けたくせに」「託児所に預けて仕事してたくせに」と思うからだ。
    家計を助けるために仕事をしていたとしても、子供にとっては、「自分を他人に預けた」ことが心の苦痛になっている。自分をのけものにした事が、親の言葉を真正面から受け止められなくなる要因になる。


    だから、こんな事故が起きる前に、どうか乳児を抱きしめて愛を注いでほしい。


    「三つ子の魂、百までも」とは、親が三歳になるまで子供に注いだ愛情を、百歳になっても忘れないという意味。
    自分自身、それを感じている。
    自分が死ぬ事よりも、親の死を恐れているから。


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