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    養殖ヒラメ・馬刺しでも食中毒? 厚労省部会で報告

    養殖ヒラメ・馬刺しでも食中毒? 厚労省部会で報告

    これまで食中毒の原因となる寄生虫がおらず、刺し身として食べることが可能とされてきた養殖ヒラメと馬肉に、食中毒のような症状を起こす可能性のある寄生虫が発見されたことが25日、食品衛生などについて話し合う厚生労働省の専門部会で報告された。

     いずれも症状は軽いとしているが、部会では今後、予防対策について提言をまとめる予定。

     厚労省によると、平成21年6月~今年3月までに、食後数時間で嘔吐(おうと)を数回繰り返したり、下痢になったりした後に回復するという原因不明の症状を訴える例が198例発生。このうち135例でヒラメの刺し身を、33例で馬刺しを食べていたことが確認された。

     調査の結果、養殖ヒラメから「クドア・セプテンプンクタータ」、馬肉からは「ザルコシスティス・フェアリー」という寄生虫を発見。馬肉はすべて外国産馬から寄生虫が見つかった。

     いずれも一定時間冷凍すれば毒性がなくなることが分かっており、刺し身にする場合は冷凍後に食用とすることが有効とみられる。

     ただ、ヒラメは冷凍処理により商品価値が低くなることも考えられるため、部会では養殖段階で寄生虫に汚染された稚魚を排除するなどの対策が必要と指摘された。

    MSN産経ニュース 2011.4.25 20:24

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    原因は寄生虫 養殖ヒラメ食中毒

    原因不明の食中毒の発生源ではないかとする臆測が広がっていた養殖ヒラメに関し、厚生労働省の審議会で10日までに、魚の体内から食中毒症状を引き起こす可能性のある寄生虫が見つかったとする研究結果が報告された。公式に「原因」が示されたことについて、数年前から使用を自粛してきた石川県内の温泉旅館は冷静に受け止め、鮮魚を扱う食品関係者からは売り上げへの影響や風評被害を心配する声が出ている。
     厚労省によると、全国の自治体から2009(平成21)年6月~11年3月までに寄せられた原因不明の食中毒は198件。このうち135件はヒラメの刺し身を食べたことによる事例と分かった。研究の結果、ヒラメの体内からクドアと呼ばれる寄生虫の一種「セプテンプンクタータ」が発見されたという。

     同省は食中毒事例となったヒラメから高い確率で寄生虫が検出され、嘔吐(おうと)や下痢などの食中毒症状が検証されたことから「クドアが含まれるヒラメと原因不明の食中毒との相関性が高く、クドアが原因物質の可能性が高い」と結論付けた。

     2、3年前から料理に養殖ヒラメの刺し身を出していない能登地区の温泉旅館の担当者は「国の研究ではっきりしたので、今後は養殖ヒラメを一切使わない」と語った。

     ただし、研究では全ての養殖ヒラメに食中毒の原因となる寄生虫がいるとは断定されていない。県内の食品スーパーチェーンの担当者は、ヒラメは消費者のニーズがあるとした上で「国や県から通達があれば理由を示した上で販売を自粛しないといけない」と話す。

     ヒラメ養殖で生産量日本一を誇る大分県は、風評被害を懸念する。今月2日、漁協や生産者ら関係者を集めた会議を急きょ開き、簡易検査の方法などを紹介。同県は「疑いのある魚を出さない態勢を早期に構築したい」(水産振興課)とする。

     審議会では、寄生虫は一定時間、冷凍や加熱することで毒性がなくなることや養殖場ではヒラメを低温環境で飼育したり、寄生虫に汚染された稚魚を排除するなど予防対策の必要性も指摘された。

     厚労省は審議会での意見を参考に、対策を含めた提言をできるだけ早期にまとめ、全国の自治体に通知する方針。石川県は「国から指示があれば適切に対応したい」(食品安全対策室)としている。

    北国新聞 5月11日03時02分

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    生食用生鮮食品を共通食とする病因物質不明有症事例を巡る経緯
    馬肉は外国産。馬刺しって国産馬だと思っていたが。
    ヒラメの刺身は問題が大きい。
    クドアはマイナス15~20度で4時間以上、馬刺しの寄生虫はマイナス20度で48時間以上、
    それぞれ冷凍すれば死滅することがわかっている。


    クドア・セプテンプンクタータ
    untitled_20110512050340.jpg


    これは肉眼では見えない。また、寄生している刺身を見ても無症状のため分からない。
    クドアとは、極嚢を有する胞子(約10μm)を多数形成する寄生虫で、原虫ではなく、刺胞動物に近い後生動物。2000種類以上おり、ほとんどが魚類寄生性。人間には寄生しないとされる。

    養殖のみなのかは断定できない。釣ったヒラメで腹が痛くなった例もある。
    怖いのは居酒屋だな。大手になるほど養殖を使っている可能性が高い。
    「○○産」と書かれていても、養殖の産地だから。
    天然かどうか確認してから注文か。
    それとも、ヒラメは生食をやめるか?

    報告書の資料を見ると、原因不明の食中毒はヒラメは他種よりダントツに高い。
    無題2


    カツオは寄生虫が多いとよく言われるが、発生率はずいぶんと低い。
    刺身で食べていて、寄生虫がウネウネと動いているのを見た事もあるが。
    これは原因が分かっている食中毒の発生件数ではないので、食中毒が少ないのか分からない。


    クドアの他の例では、

    K. amamiensis
    無題
    白い米粒状のシスト(粘液胞子虫の集まり)が表面に見える。

    K. thyrsites
    無題2
    ジェリーミートが発生している。

    ジェリーミートとは、魚の身が溶けたり、加工した冷凍サバを解凍したら身が溶けたり、魚の身の中に黒い粒が入っている状態になったもの。
    粘液胞子虫でミクソゾアと呼ばれる寄生虫で、宿主が死ぬと、粘液胞子虫は宿主の体外に出るため蛋白質分解酵素分泌し、筋肉組織を破壊する。
    冷凍魚の場合、凍結により酵素の働きが止まるためジェリーミートは進行せず、解凍や調理によって酵素が活性化して筋肉が溶かされる。


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