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    女性のバイク「またがり乗車」禁止を検討、インドネシア・アチェ州

    インドネシア西部スマトラ島北端にあるナングロアチェ州のロクスマエ市長は5日までに、女性がズボンをはき、オートバイや自転車にまたがって乗ることを禁じる新たな条例を準備していることを明らかにした。インドネシア紙ジャカルタ・グローブが伝えた。

    スアイディ・ヤーヤ市長はこれらの振る舞いはアチェ州に根付くイスラム教の文化的価値とはかけ離れたものと主張。女性がバイクの後部席などに乗る場合、「横乗り」が適切ともし、イスラム法(シャリア)に背く行動を女性にさせないようにしたいとも述べた。

    インドネシアはイスラム教徒が多数派だが、アチェは特にイスラム教の基盤が強い州となっている。

    インドネシア内務省の報道担当者は、この条例に対しては差別的、性別の偏見との批判があるとし、発効前に内相の精査を受ける必要があると指摘。その上で、アチェ州が特別州の資格を持っていることを踏まえ、地方行政当局による規定は独自の文化、伝統や住民の要望を反映させる必要があるとも述べた。

    内務省は、ロクスマエの新たな条例案については草案が届いた後、内容を検討する方針。地方条例が不適切と判断された場合、廃棄を命じる権限が同省にある。

    一方、インドネシアの人権団体などは条例案に反発。女性がバイクにまたがって乗ることを禁じることより、市長は同州で過去に起きた紛争の被害者救済や貧困撲滅、社会福祉向上などに目を向けるべきだと主張している。

    内務省によると、2012年に国家の法律や国益に反すると判断された地方条例案などは173件に達する。一部はシャリアに基づく条例だったという。

    CNN 2013.01.05 Sat posted at 14:28

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    地元人権団体の責任者は「(イスラム教の聖典)コーランに女性の座り方の規則などない」と市当局の対応を批判している。
    州内では近年、女性のスカート着用が義務付けられ、パンク音楽ファンの若者が宗教警察に頭を丸刈りにされる事件も起きている。
    人権団体によると、「シャリアに反する」との理由で起きた暴力事件は昨年だけで50件に上り、増加傾向にある。


    フェイスブックなどネット上では「正しい乗り方」と新規則を皮肉る写真も登場している。
    1_20130106215322.jpg


    タンデムシートでこのような乗り方をした場合、かなり危険である。
    女性が運転する場合、まともに運転もできない。
    東南アジアは二輪車がかなり売れる市場になっており、女性ライダーも増えている。
    またぐバイクだけでなく、スクーターも売れている。

    宗教の在り方に依存する法律や条例は、キリスト教や仏教では少ないがイスラム教は多い。
    イスラム教徒として遵守する戒律はあっても法的に強要すべきではないだろう。


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