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    タブー知らずのベテラン芸能記者が選ぶ「今年の3大芸能ニュース」

    今年は、小林幸子の事務所幹部の解任騒動から、竹島問題による日韓関係の悪化。さらに、尖閣諸島をめぐって日中関係も悪化したために政治問題まで芸能界に波及するなど、めまぐるしい1年だった。今年の芸能界の3大ニュースを挙げろといわれるとかなり迷うが、あえて選ぶなら、お笑いコンビ「次長課長」の河本準一の生活保護不正受給問題と、“演歌界のドン”と呼ばれた「長良プロダクション」の故・長良じゅん会長の不慮の事故死。それに、異色ミュージシャン・GACKTの脱税、義援金横領疑惑だ。

     4月、河本の母親の生活保護不正受給を初めに匿名で報じたのは女性週刊誌「女性セブン」(小学館)だった。ネット上で「匿名のお笑いタレントは誰?」と犯人探しが始まった。筆者は「事実だとすると、社会的にも道義的にも許せない」と感じ、河本が所属する吉本興業に確認した。すると吉本は、「セブン」に書かれている内容の詳細はともかく、匿名のお笑いタレントが河本であること、また不正かどうか別にして、河本の母親が生活保護を受給していることは認めたために、筆者が当コラムで実名で報じた。

     この時に河本が事実関係を認め、釈明と謝罪をしていれば、国会議員の片山さつきらに激しく追及され、事態があそこまで拡大することはなかったと思う。ところか、河本は開き直って自身のブログで不正受給報道を批判したというから、開いた口がふさがらない。

     だがその後、事の重大さに気がついて、涙ながらの謝罪会見。この時点で河本は、“笑えないお笑いタレント”になって仕事も激減してしまった。若手芸人たちが慕うビートたけしは、河本の芸を高く評価している。騒動後、TBS系列の『北野演芸館』に出演オファーしたが、とても人前に出て芸を披露する心境になれなかったのか、出演を断った。それでもたけしは「このまま終わる芸人じゃない、いや、終わらせてはいけない芸人だよ」と語っていた。過ちは誰にでもあること。河本の再起に期待したい。


    ■長良会長死して、あの大物が勢力拡大

     河本騒動の最中の5月2日、氷川きよしの育ての親で、長良プロダクション会長の長良じゅん会長がハワイのゴルフ場で不慮の事故死を遂げた。5月22日に東京・港区の青山斎場で行われた葬儀には5,000人以上の弔問客が参列。長良さんの人柄と偉大さをあらためて痛感させられた。

     ところが、葬儀が済んでしまえば人は冷たいものだ。亡くなる前は長良さんと毎晩のように六本木のクラブをハシゴしてごちそうになっていたテレビ局や、スポーツ紙をはじめとした活字メディアの連中の多くが、長良プロに寄りつかなくなったという。筆者は、長良さんの死で芸能界の勢力図も大きく変わると注目した。世代交代、若手の台頭に期待したのだ。

     しかし芸能界の重鎮である、あの大物芸能プロ社長が、長良さんという“目の上のたんこぶ”的存在がいなくなったことで、さらに勢力を拡大。メディアの支配も強め、さらなる独裁体制を敷いたといっても過言ではない。この“芸能界の大物”を批判するマスコミが現れない限り、勢力図が塗り替わるどころか、芸能界の悪しき体質はいつまでたっても改善されないだろう。


    ■GACKTスキャンダルの裏にも大物が

     GACKTの脱税・義援金詐欺疑惑については、すでに当サイトでも子細に触れているので、東京国税局の査察や警察の捜査の結果を待ちたいと思う。だが、疑惑はそれだけではなかった。査察が入ったことがキッカケで、GACKTの活動に暴力団関係者が関与していることが明らかになり、暴力団排除条例を担当する警視庁組織犯罪対策3課が並々ならぬ興味を示して内偵に入っていることが、筆者の取材でわかったのだ。

     昨年8月に島田紳助が暴力団との黒い交際を認めて電撃引退した時は、マスコミは容赦なく紳助をバッシングし続けた。GACKTは暴力団との関係だけでなく、釈由美子を約10年間にわたって“セックスの奴隷”にし、さらに女性蔑視とも言える乱脈な女性関係を築いてきたことが一部で報じられた。そして、脱税と東日本大震災における義援金詐欺疑惑。紳助以上に悪質だ。しかし、大手マスコミはどこも後追いしない。前出の芸能界の大物が間に入ったからだ。これは、芸能ジャーナリズムの死を意味する。

     GACKTの問題然り、小林幸子の元事務所幹部の解任騒動にしても、仲介に芸能界の大物が入ったからといって、メディアも関係者も真実に目をつむる。少し前まで業界内でこの大物と対峙して、親しいマスコミ関係者に「大物の思い通りばかりにはさせない」と吠えていたレコード会社幹部が、最近やたらとおとなしくなっていた。どうしたのかと聞いたら「長いものには巻かれろ、ですよ」だって。冗談も休み休み言えって。

     今年の芸能界は“長いもの”ならぬ、大物に屈服させられたという思いがしてならない。それだけに危険な年だった。来年はどうなることやら。

    日刊サイゾー 2012年12月31日10時00分

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    これは公表してもよい・身の危険が無いという情報であり、裏の情報は当然流せない。
    それでも、テレビでは放送されない内容であるので興味のある内容だ。


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