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    「死刑は違憲か」異例の審理へ 裁判員は“自由参加”

    大阪市此花区のパチンコ店放火殺人事件で、殺人などの罪に問われた高見素直(すなお)被告(43)の裁判員裁判は11日から、死刑制度が憲法違反か否かをめぐる審理が大阪地裁で行われる。主として事実関係や量刑が争点となる1審で、「死刑の違憲性」という法令解釈の問題が正面から争われるのは異例。公判では弁護側請求の証人2人が、普段語られることの少ない執行の実態を証言する。ただし、この審理に裁判員は“自由参加”。心理的負担も大きい死刑の問題に、どれだけの裁判員が立ち会うのかも注目される。


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    ベールの奥を証言


     犠牲者が5人に上ったこの事件では、死刑求刑が確実視される。そこで、被告の責任能力とともに争点となっているのが、死刑の違憲性だ。

     弁護側は現行の死刑制度で採用されている絞首刑の場合、首が切断されたり、絶命までに時間がかかったりするケースがある、と指摘。このため「残虐な刑罰を禁じた憲法36条に違反する」と主張している。しかし、死刑執行の実態は厚いベールに覆われており、2人の証人を申請した。

     11日の第11回公判に出廷するのは、絞首刑の実情に詳しいインスブルック大(オーストリア)のヴァルテル・ラブル教授。法医学的見地から、首が切断される可能性などを証言する。

     続く12日の第12回公判では、元最高検検事の土本武司・筑波大名誉教授が証言。土本教授は検察官として死刑執行に立ち会った経験があるほか、自ら死刑を求刑した死刑囚と手紙で交流したこともあるという。


    判例の壁


     死刑の違憲性をめぐっては、最高裁大法廷が昭和23年、「刑罰としての死刑そのものが、ただちに残虐な刑罰とはいえない」と合憲判断を示している。また30年には同じく大法廷が「他の方法に比べ、特に残虐だとする理由はない」と絞首刑の残虐性も否定。以後、これらの判例に基づいた司法判断が踏襲されてきた。

     ただ、23年判決は補充意見で、「憲法は死刑を永久に是認したとは考えられない。ある刑罰が残虐であるかどうかの判断は、国民感情で定まる問題」とも述べている。

     国民が刑事裁判に参加する裁判員制度が平成21年5月に導入されて以来、死刑が求刑された事件は11件。しかし、いずれも犯人であるかどうかや殺意の有無、量刑などが争点となっており、裁判員裁判で死刑の違憲性が正面から議論されるのは今回が初めてだ。


    現状を知る一歩


     だが、11、12両日の公判に裁判員の出廷義務はない。裁判員法は、憲法などの法令解釈をめぐる審理は裁判官のみで行うと定めているからだ。

     一方で、裁判員の立ち会いを許可できるとも規定されており、和田真裁判長は「裁判員が出廷するかどうかは各自の判断。参加した場合は意見を参考にしたい」としている。

     裁判員が死刑と向き合うことに、どのような意義があるのか。

     「裁判員を通じ、国民が死刑の現状を知る一歩になる」と評価するのは、龍谷大矯正・保護総合センター副センター長の石塚伸一教授(刑事法)。「死刑が正しく理解されることで、罪の重さや国が人命を奪うことの意味を考えるきっかけにしてほしい」と期待を寄せる。

     元刑務官で作家の坂本敏夫さんは「執行の現場ではしっかり配慮しており、戦後、首が切断されたことはない。絞首刑が残虐かどうかは別問題では」とした上で、「責任能力や犯行状況などと同様、死刑の違憲性が法廷で議論されるのは、被告にとっても被害者にとってもよいことだ」と話した。

    MSN産経ニュース 2011.10.9 14:51


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